Tennis-coach-Jennifer’s blog

テニスコーチのダークサイド

スクールのよくある問題(レベル)

どこのスクールでも必ずあるのが、生徒のレベル分けに関する問題。コーチ間でもよく話題になる。

 

大手スクールだと特に、レベルごとに練習カリキュラムが大枠で決まっているので、どのクラスに振替に行っても安心して均一なレッスンが受けられると謳っている。

しかし実際は生徒のレベル判定がコーチごとに違ったり、スクール経営上の理由で新規の生徒を受け入れて生徒数を増やしたからと、無理に上のレベルに生徒を上げてしまったりと、かなりレベルがバラバラ!

だから振替で違うクラスに行っても、同じレベルで同じようなレッスンを受けられる可能性はかなり低い!実際に参加している生徒の実レベルを無視して、単にスクールが謳っている均一なレッスンをするならコーチの力量など全く意味がない!

 

私が考えるに、このレベル問題を解決するには、半年に一度くらいの頻度で生徒のレベル判定を更新して、頻繁に生徒を上のクラスに上げたり、下のクラスに下げたりするシステムにする事だ!

 

現状の多くのスクールでは、一度上のクラスに上がれば余程のことがないと下に落とされることはない。これが問題なのだ。

頻繁に上げたり落としたりするほうが、実状にあったレベルのクラス編成が出来る。

コーチも現状のなかなか生徒を下に落とせないシステムだと、上げる時も本当に上でやっていける確信が持てないと上げにくいが、頻繁に上げ下げするシステムなら上げやすい。生徒だって落とされる事もあるけど、上げてもらえるチャンスも増える。

昔は上手かったけど、歳をとっていまは、、、という現代の高齢化問題にもあっている。

 

絶対、生徒のレベルを頻繁に上げ下げする事が当たり前のシステムにするべきだ!